2006年 05月 06日
枯れちゃった・・・
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大好きだったベビーティアーズ・・・
帰省前から、姑の病状がかなり悪化していたので覚悟はしていました。
舅の精神状態ももう疲れ切っていました。
でも、ディケアを頑として受け入れない二人・・・何故??そればかり思う。
自分が倒れるまでお母さんの世話は自分でする!そう言い張る義父。言ってる事は立派だと思う。でもやってる事は、本当にお母さんのことを考えてるのだろうか・・・
そんな事をしていたら自滅だよ・・・義父さんは頑固な方で几帳面の神経質な所も凄くあり、何度結婚当初から帰省の度にあの方達に心無い言葉を発せられ涙していた事か・・・
でも、悪気は無いから・・・そう思ってずっと耐えてきた。
私自身が言われる事は慣れていた。でも義父は疲れ切っていたから・・・
チビちゃん達にまで、大人と同じような振る舞いを要求してはできないあの子達を怒り、
そして少しでも自分の思い通りの行動を私がとっていないとすぐにだらしがないと怒り出したりしていた。
私はそんな事やダメ嫁と言われる事は慣れっこだったので「はいはい!」と言いながら内心呆れて言う事を聞いていた。はっきり言って心がしんどかった~。。。
でも、世の中にはもっと辛い思いをしている人達なんて沢山いる。だから少しの我慢だ・・・それだけがいつも、私の支えでした。
そして、そんな中唯一の救いは私達が来た事で一番喜んでくれるバァの存在。それだけで私は帰ってくる事で救われる。でも、アルツハイマーとパーキンソン症候群を患っている姑は徐々に進行してきている。私達が居る時でも何度も発作を起こしたり、徘徊しようとしたり・・・
お怒りモードで徘徊している時、日頃のストレスが溜まっているんでしょうね、思いっきり玄関の靴箱の扉をバンバン・・・開けたり閉めたり。今までに無い力でやってる。そんな時もずっとお付き合いしてみた。私が猫なで声で話しかけているのも嫌だったみたいだ。
たぶん、姑は呆けながらも本音で向き合って欲しかったんだろうなって・・・常に発作の時「皆私に隠し事してる!」と怒る。それから、普通に接するようにした。(たぶん私の中では嫁だから・・・っというのがいつもあるからどうしても、遠慮があった・・・)
これが実の親なら、私はもっと本音で接しているのだろうな・・・って思ったから。
植物園に行った時も途中発作が出て徘徊・・・暫くずっと私と主人でお付き合い。そんな自分の母親を見ている主人の姿、たまらない憤りを抑えきれない母の想い・・・判るから・・・どうにもしてあげれない現状を悔いてたまらない・・・
いつもそんな中で、私が実の娘だったら・・・こうやってしてあげるのに・・・いつも思っていました。でも、少しでもそんな事を父に言おうものなら
「他人やからそんな事が言えるんや!」
そう返されてしまう。かなりキツイ・・・でも、事実。私には何も言えない。
息子というのは何でこんなに、母親に遠慮をするのだろう・・・私は主人にもいつも不思議でならなかった。何で??っと聞くと、彼は怖いと言った。
だからどうしても腫れ物に触るように接していた。かえってそれが良いのかどうかは私には良いとは思えなかった。そして、遠慮しながら接してる私。私も一緒だ・・・
今の私には何も言えない。旦那さんが家庭で少しでも癒されてくれるように・・・それだけしかできない。ごめんね・・・
私がもっと出来た嫁なら、っと何度思ったことだろう・・・でも、やっぱり自分を判ってる私は苦しい・・・ごめんね・・・
こんな時だから、私に出来ること・・・笑顔で家族を迎えたい。私の心が元気で彼を支えれたらいいな~。。。
by dear317
| 2006-05-06 11:14
| tubuyaki